かたどりの匱(はこ)
人は自らをとりまく環境・属性・情報を元にかたどられることで、
かたどりの匱は、等身大の真弧(マコ)
匱(キ・ひつ・はこ)は大きな箱の意味。また、欠けている、
人体を立体的にうつしとる装置を会場内に構成し、
素材は杉・桧などの一般的建材を使用する。本体、真弧部ともに、
かたどる際の人物のポーズによっては、
真弧
真弧とは主に遺跡発掘で遺物を計測し、記録する道具のこと。棒状の部品を平面に並べて一枚の器具とし、
うつしとられた形状は 計測棒の先端を紙などに転写して図化、保存することができる。計測棒を増やし真弧の解像度を上げると、
図面
運用方法
真弧部を引き下げ、かたどられる人物はステージに立つ。
真弧部を一枚ずつスライドさせ、かたどる。
真弧部を引き下げ、人物は退出する。
真弧部を戻し、かたどり完了。
かたどられた匱は光のオブジェとして一定期間展示される。